
6/24の英国民投票の開票直前(日本時間 早朝)まで、マーケットはEU残留派の勝利を織り込んで急反発の流れとなっていたものの、結果は真逆の離脱派 勝利となったことで歴史に残るであろうパニック的な大相場となった事は、誰もが既にご存知だと思う
6/24のそんな状況下で、国内MT4口座のスプレッド状況はどうだったのか?
Fx-on スプレッド比較のページより、ドル円、ポンド円、豪ドル円、NZ円のスプレッドをキャプチャしていたので、そのキャプチャ画像を添えてシェアしたいと思う
ちなみに、Fx-on スプレッド比較のページでは↑のように通常『アリーナFX, FXTF, アヴァトレード, Forex.com, OANDA JAPAN, 楽天証券(旧FXCM), 外為ファイネスト』MT4口座 計7社のスプレッド状況が確認できるが、6/24のスプレッドにおいては何故か以下に紹介する4口座のみ確認可能だった(理由は不明。レート配信はされていたと思うが・・・)
尚、今回のような有事の際に、出来るだけスプレッド拡大が起こりにくいブローカーを選ぶことは重要だが、どちらかと言うと約定力(約定スピード)の方が重要なので、あくまで1つの参考程度として捉えていただきたい
6.24 ドル円 スプレッド比較
最もスプレッド拡大幅が大きいのは11時45分頃となっており、その前後を拡大表示したのが↓
外為ファイネストのスプレッドが予想以上に優秀
6.24 ポンド円 スプレッド比較
6.24 豪ドル円 スプレッド比較
6.24 NZドル円 スプレッド比較
まとめ 〜オアンダはスプレッドが拡大しやすい?
今回の比較調査の対象は対円4通貨ペア&4口座のみだが、総合的に見てオアンダ・ジャパンのスプレッド拡大幅が最も大きい印象を受けた
逆にアヴァトレード・ジャパン、外為ファイネストは今回のような有事の際でも比較的安定したスプレッドを配信していたようだ
もちろん、冒頭にも述べたようにスプレッドよりも約定力の方が重要であり、約定力に定評のあるOANDAだけに、あの状況でも通常時と変わらない約定スピードを維持していたのかもしれない(これは実際にポジションを取っていた人しか分からない)
参考記事→ こういうFX会社は選んじゃいけない!(FX本陣)
個人的にもアリーナFXを除くMT4口座 3社(OANDA, AVA, 外為ファイネスト)のリアル口座でトレード経験アリだが、少なくとも私がこれまで利用した限りにおいて、約定力に不満を感じたこと(大きな不利約定の経験)は一度もない
ただ、通常時のスプレッドならびにスワップ条件も考慮すると、個人的な第一候補は外為ファイネストとなる
▶ 外為ファイネストは国内MT4口座の中でも穴場!そう考える理由とは?
さいごに
ということで、OANDA JAPANは早朝時間だけでなく、有事の際もスプレッド拡大が起こりやすいことが今回の調査で判明したわけだが、公式HP上で抜群の約定率〜透明性のある価格設定モデル〜を謳っているOANDAだけに、あの状況でも通常時と変わらないサックサクの約定スピードを維持していたのではないだろうか?
また、最近になってOANDA JAPAN この取引条件は相当ヤバい!? 改訂版へのアクセスが以前と比べて急増しているが、その理由はおそらくFXCM MT4→楽天MT4へ移管されるのを受けて、多くのトレーダーがMT4口座の乗り換え先を探している為だろうと考えている
もし当ブログ読者の中で、これまでOANDAを利用していて、大幅なスリッページを伴う不利約定を経験したことのある方がおられましたら、記事コメント欄または問い合わせメール、ツイッターどこからでも結構ですので、教えていただけると非常に嬉しいです。
以上、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
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