
前回の手動売買トレード口座編に引続き、今回はストラテジー選択タイプ「みんなのシストレ」2015年 年間運用結果について
みんなのシストレ 年間パフォーマンス
FX月間運用成績まとめ等の過去記事を既に読まれている方はお分かりのように、みんなのシストレ運用は2015年1月から運用開始し、8月の8.24チャイナショック以降は運用を停止。その後は資金も銀行に引き上げたままの状態で年越しとなった
よって上記は8ヶ月間の運用結果となる(7月も完全にノーセレクト&トレードで過ごしたので正確には7ヶ月間)
セレクトストラテジーによるコピートレード回数は計246回で、総取引数量は30.6Lot(= 306,000通貨)だった
ペイオフレシオ(平均損益比)は約0.75で、損大利小ではあるものの勝率63.4%ということもあり、トータルでは約3万円のプラス(プロフィットファクターも1.30と悪くない結果)
各ストラテジーの取引結果
ストラテジーの変更履歴等は『タラレバ検証』みんなのシストレ運用開始時のストラテジー設定を一切変更せずにいたら・・・? にまとめて記載したとおり
バンドクロスの収益はPips単位では僅かにプラスながら、長期不調に陥る前の2月(好調時)にLot数を倍に増やした為、収益金額ベースではマイナスとなっている
みんなのシストレ 月別収益(Pips)
月別での収益結果をまとめると上記のようになる。
チャイナショックのあった8月が一番高成績の理由
8月に何が起きたかというと・・・
[みんなのシストレ]Beatrice, DonChanを新規セレクト!どちらも最大ポジション数4で内在リスクは合計10,000Pips程度と想定+ 停止基準は収益曲線が84移動平均割れ →http://t.co/UtNFcaJCKm pic.twitter.com/Q7QuYVp1w7
— FX@NEETU (@FXNEETU)
↑ツイートのようにEURUSDストラテジー「Beatrice, DonChan」が、たった2週間という短いセレクト期間にも関わらず、負けなし全勝で2,000Pips超えと大当たりした為。
当時、なぜこれらストラテジーをセレクトしたのか?というと、独自に集計&作成した累積収益グラフ+単純なテクニカル分析結果より、『勝ちトレンドの波に乗っている(可能性が高い)』と個人的に判断した為
参考→ 【好調不調の判断】シストレ 自動売買の収益曲線にテクニカル分析を適用してみた
まとめ
正直8月の大当たりがプラス収益分の大半を占めており、読者の方には「単なるマグレでしょ?」と思われても不思議ではない(正直自分でも運の要素が大きかったと感じている)
しかし、8月の超短期間で2,000Pips強の全勝のは出来過ぎだったとしても、「勝つべくして勝った」という可能性も多少はあったのではないか?と個人的には考えている。
そう考える理由は、単に過去のドローダウンだけを基準にストラテジーの好不調(停止の有無)を行うのではなく
- ボラティリティの急拡大した局面や、重要指標発表の前後ではストラテジーを停止する
- 累積収益グラフ+テクニカル分析で明確な判断基準を設ける
上記2つの裁量的要素を取り入れることで『短期的な結果はどうであれ、トータルとしては収益向上に繋がる』と自分の中で信じているからだ。
もしかしたら1年後、今とは違う考え方になっている可能性も否定はできないが、おそらく変わることはないだろう
今年2016年は昨年以上に大荒れ相場への警戒が必要で、ボラティリティ状況に合わせてストラテジーを停止することは極めて重要になりそうだ
以上、みんなのシストレ 2015年の年間成績まとめ記事でした。
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