
4月も残り約1週間となり、さらなる上昇(円安)に個人的には期待しているのですが、今日は豪ドルを中心に下落(円高)していますね?(^_^;)
実は一昨日に私のメインMT4トラリピ用 海外FX口座 Xemarkets (XM.com)で運用中の 豪ドル円(AUD/JPY),NZ円(NZD/JPY)は共にeaを既に停止(新規の買い注文はストップ)しています。
これは4月ももうすぐ終わりということで、今後の急落を警戒しての対応なのですが、この判断が後から振り返って◎となるか!? どちらにせよ今月末には両口座の保有ポジションは一度決済し、今までよりさらに余裕を持たせたよりネガティブな守りの設定に変更予定です。
話がそれましたが、そろそろ本題に入ります。
「証拠金10万円ではトラリピはできませんか?」という質問をいただいたので 今回は特にFX初心者に優しく、私もオススメしている運用手法トラリピは証拠金10万円でも安心にスタートは可能か?について
結論から言うと証拠金10万円でも安心なトラリピ注文は可能
本家m2jの自動発注トラリピでも10万円で可能といえば可能です。(一応)
設定例としては以下です
・取引通貨はNZドル円(NZD/JPY)
・仕掛け幅は85円〜70円の5円刻み (1回あたりの利益 5000円)
・最悪想定レート 56円 (2011年3月の安値を考慮)
NZドルは利上げの方向なので、2011年の安値55円程度を最悪想定レートに設定しておけば、かなり安全な方かと思います。
このケースでは、1回あたりの利益が5000円ということで利益確定のチャンスは年に数回程度と、面白さには欠けるでしょう。 もちろん、今年ずっとNZドル高が続き85円を割らない場合には、1年間 利益確定額0円という事になりますし、その可能性もありえるでしょう。
エクセル表 リスク計算
参考→ 強制ロスカット回避のリスク管理術
私個人的には、仕掛け幅が1円以上であればそれほど頻繁にリピートするわけではないので、今回のような【証拠金10万円でトラリピ】というケースでは1000通貨未満で取引可能な口座(SBI FXやマネパnano,前回紹介したOANDA JAPANなど)での手動トラリピ(手動でのIF-DONE)注文をオススメします。
手動トラリピ(手動でのIF-DONE)注文 設定例
この場合であれば、取引量 1000 → 200通貨にすることで
・取引通貨はNZドル円(NZD/JPY)
・取引量 200通貨
・仕掛け幅は90円〜75円の1円刻み (1回あたりの利益 200円)
・最悪想定レート 56円 (2011年3月の安値を考慮)
といった1円刻みの設定が可能です。 もちろん、取引量 200 → 100通貨にすれば更に幅広いレンジに対応させることが可能です!
やはり本家m2jの自動発注トラリピで安全に資産運用としての取引を行うなら、最低でも30万円できれば50万円以上が望ましいですね。
この手動トラリピは利益確定の決済がある度に、手動でIF-DONE注文を繰り返さないといけない(手間がかかる)というデメリットはありますが、10万円もしくは5万円という少ない証拠金〜でもFXで資産運用に取り組むことが可能です!
このデメリットをもカバーできるのが、海外FX業者 Xemarkets を利用したMT4トラリピなのですが、こちらについては次回以降に。(ちなみに、このMT4トラリピについてはちょっと初心者向きではありません(^_^;))
いろいろと書きましたが、結局30万円もしくは50万円以上の証拠金が用意できるのであって、さらにFXが全くの初心者の方には特にm2jの本家トラリピでスタートした方が分かりやすく、そして手間もかからずスムーズに事が運ぶかと思います。
以上、今回は少ない証拠金10万円〜のトラリピ注文について書きました。
少しでも参考になれば幸いです。