- 2015-12-6
- シストレ(自動売買)
- 取引レビュー, 独断と偏見
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先日の12/3 ユーロ急騰相場はドラギ・ショックという名までついてしまったようだ。
個人的に今回のような想定以上に相場を動かすリスクが高いと考えられる重要イベント前には、EA・ストラテジーといった自動売買システムは停止するようにしている
しかし今回のドラギ・ショック相場で、私がリアルトレード運用に取り入れているEAのうち「足ボリさん」「カコテン iOsMA (type DI) EURAUD」「Beatrice-07」3つが大きな収益獲得に成功していたようだ
目次
個人的な裁量判断により得られなかった可能性のある収益詳細
可能性のあると書いているのはフォワードテストで利用されているのはデモ口座である点と、私がこれらEAを走らせているMT4口座(リアル)とはFX業者が異なる為だ
EAによっては運用口座の違いでトレード結果が大きく異なるというケースはよくあるし、例え同じ業者であっても(特に今回のような急変動相場時においては)デモ口座とリアル口座でトレード結果が異なるという可能性は大いにある
EA 足ボリさん EURUSD のフォワードテスト結果
11/9決済以降しばらくトレードのなかったEA 「足ボリさん」だが、12/3ユーロ急騰局面では1時間という短期間に7回もロングエントリーし、結果5勝2敗で150Pips以上の儲けを出していたようだ
参考記事→ 個人的に期待大! MT4 EA[足ボリさん EURUSD]独自分析結果
EA カコテン iOsMA EURAUDのフォワードテスト結果
カコテン iOsMA (type DI) EURAUD は1トレード決済で約300Pipsの儲け
EA Beatrice-07 EURUSD のフォワードテスト結果
Beatrice-07に至っては約800Pipsのプラスと大爆発
これらEAフォワードテスト結果を受けて
これら3つのフォワードテスト結果と同等の収益が得られたと仮定するなら、約1,250Pipsの収益を取りこぼしたことになる
ただし、上記はあくまでデモ口座によるフォワードテスト結果であり、私がこれらEAを利用しているMT4口座[Fxpro⑤、外為ファイネスト、Forex.com]で一切の裁量判断抜きにEAを走らせていたら同様の結果が得られたかどうかは分からない
この結果だけを見ると「うわぁ~勿体無い・・。」と考えたくなるのは確かだが、個人的には今回の結果を受けても裁量判断でEA停止処置を行ったことは適切だったと考えている
また今後もこれまでと同様、ECBや米雇用統計etc 相場変動リスクの大きいイベント前にはEA・ストラテジーといった自動売買システムは停止するという方針に変化はない
今回は偶然良い方に転んだだけで、逆の結果が出ていたら想定外の大損失が発生していたリスクもあったはずだ
そう信じ、今後も利益よりも損失回避に焦点を置いた運用を続けていくつもりだ
まぁ流動性リスクの観点から「重要イベント前には自動売買を停止する」なんて、ある程度の相場経験者にとっては当たり前の常識なんだろうけど・・。
以上、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
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