
前回の記事「自動売買でこの夏を乗り切る!? MT4 EA「足ボリさん」&「WhiteBear Z EURJPY」新規導入」で予告したとおり、今回は今月5/25より運用を開始したMT4 EA 「足ボリさん EUR/USD」の独自分析結果について紹介したいと思います。
バックテスト&フォワードテスト結果から独自作成グラフ
↓EA詳細ページで公開されている5年間のバックテストデータ、フォワードテストデータを元にgoogleスプレッドシードで作成
グラフ画像をクリックで詳細が確認できます
①[独自作成]足ボリさん 累計損益グラフ 2009年12月〜2014年12月 (バックテスト)
②[独自作成]足ボリさん 各損益のグラフ(バックテスト)
③[独自作成]足ボリさん 累計損益グラフ 2015年1月〜2015年5月 (フォワードテスト)
④[独自作成]足ボリさん 各損益のグラフ(フォワードテスト)
見る足ボリさんの特徴「ボラティリティありき」
グラフ① 約5年間のバックテストでは約3,500Pipsのプラス収益となっていますが、その約8割の収益(約2,800Pips)を2009年12月〜2011年12月の間に稼ぎ出していて、その後は2012年〜2014年10月までの期間(34ヶ月)で+500Pips弱と収益増加ペースが大きく低下しています。
グラフ② からは各損益とその発生頻度が分かりますが「ほとんどの損益は+-共に50Pips」&「発生頻度が2012年以前と以後では大きく異なる」ことが見て取れます。
2012年以前と以後で大きく変わったことは何でしょうか?
↑は2009年11月〜現在(2015年5/29)までのEUR/USD週足チャートで左から2本目の縦線までが2012年、それ以降は1年ごとに縦線を表示 (下段 テクニカル指標 ATR(14)「真の変動幅」)
このチャートをみると明らかに各ローソク足の長さが2012年以前は長く、以降は短くなっており「ボラティリティ(変動幅)が縮小傾向、そして2014半ば以降は再びボラティリティ上昇が見て取れます」
このボラティリティ(変動幅)に比例するように、2014年10月〜現在2015年5月の8ヶ月程という短期間で約1,100Pipsほどのプラスと収益ペースも再び増加
また、チャートと収益推移を見比べる限りでは「上下の方向性(ユーロ安orユーロ高)は特に収益には関係ない印象」
このことからEA 「足ボリさん」はボラティリティの高い相場において高収益が期待できる というのが個人的な分析結果です。
また、2012年〜2014年の低ボラ相場(値動きの小さな相場)においても、売買回数は少ないもののしっかりとプラス収益を上げているというのも素晴らしいです。
今後もしばらくユーロドル相場は大きく動くでしょうから、今回新規導入したEA[足ボリさん EURUSD]によるMT4自動売買は結構期待が持てそうです!
もちろん上記は過去のデータであり、今後(未来)も同じような結果となる保証はどこにもないワケなので、過度な期待は禁物でしょうけど(^_^;)
EAは価格3万円と正直安くないですし、私も導入したばかりで実際にまだ良い結果が得られた訳ではないですが、EA売買に興味あり&先行投資可能な方は試してみる価値はあるEAかもしれません。
王道のろうそく足、ボリンジャーバンド、移動平均線でタイミングを見つけ2つのロジックで売買します
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以上、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
質問等あれば気軽にコメントまたはコチラよりご連絡下さい(^^ゞ