
[最終更新日時]2015.11.14 取引通貨ペアの追加に伴い一部修正・追記
1,000通貨未満の取引注文に対応し、小額の運用証拠金でも余裕を持ってFX取引が可能な超優良国内FX口座の1つ、マネーパートナーズ(以下マネパNano)
手動トラリピ、かんたんトレナビなどに関しては過去に当サイトでも紹介し、私も小額ながら現在進行形で運用口座として利用している。
クロス円4月末売り戦略の1つとして、NZドル円の長期保有ポジション(半ほったらかし)運用口座として利用していた為、ログインする頻度も低く、気がつくのが少し遅れてしまいましたが、2015年4月から新機能が2点追加された。
1つは保有ポジションのスワップ受取り機能で、もう1つが新注文発注機能【連続予約注文】
スワップ受取り機能も特に一部の金利運用者にとっては嬉しい新機能だが、私としては【連続予約注文】には衝撃を受け、「(((;゚Д゚))) コレは!!?」と興奮してしまった。
というのも、連続予約注文は手間を惜しんででも手数料を節約したい(収益チャンスは最大限活かしたい)と考える手動トラリピ派にとって正に革命的ともいえる新機能だと思う。
今回はそんな手動トラリピ派にとって革命的なマネパの新機能【連続予約注文】について
目次
「連続予約注文」により手動トラリピの手間を大幅に削減
手動トラリピのメリット&デメリット、注文設定例については↓過去記事参照
→3万円や5万円で始めるFX資産運用は小額通貨手動トラリピで決まり!
↑コツコツ儲けることをねらう新しい注文スタイル『連続予約注文』のページ
[重要ポイント]連続予約注文 × 半自動手動トラリピ
連続予約注文機能を使って手動トラリピを仕掛ける上での重要ポイントは以下
- 1回の注文で最大20回転(リピート)分の注文予約が可能
- 注文は新規指値のみ(逆指値は不可)
- [利食いor損切り ]最低どちらか1つは必ず設定(IFDまたはIFOCO)
- トレール機能はナシ
- 予約時にカウントされる注文必要証拠金は1回分
- 2回目以降の連続条件は「前注文の利食い約定時」を選択
- 損切り(逆指値)に到達 → 以降の連続予約注文は自動解除
- 注文手数料無料
- Nano口座対応 = 最小100通貨〜
これまでは決済約定がある度にログインし、同じ注文を手動で繰り返す必要があったのが最大20回分の予約可ということは
さらに特別な注文手数料等も発生せず、業界最高レベルの約定力 + スプレッド&スワップ そして小額数量(最小100通貨〜)取引可能なNano口座にも対応というのが最高に嬉しい!
[ここがちょっと惜しい]マネパNanoのデメリット
もちろんメリットばかりではなく、個人的に「ちょっと惜しいなぁ」と感じる点が
これまでも随時サービス、取引条件の改善を行ってきたマネパだけに、今後ユーロドル(EUR/USD),ポンドドル(GBP/USD)くらいはNano口座の取引通貨ペアに追加してくれるのでは?と期待!
以前(2015年5月時点)で↑のように記載していたものの、EUR, GBPだけでなくAUD, NZDを含むドルストレート4通貨+EURGBP, EURAUD, GBPAUD, AUDNZDの計8通貨ペアが2015年11月〜追加。
欲を言えば「USDCAD(ドルカナダ)まで対応してくれたら・・」という個人的な思いはあるものの、これは予想以上の対応で喜ばしい限り!
これでマネパのデメリットと思える部分が特に思いつかない(^_^;)
早速マネパNano「連続予約注文」で手動トラリピ注文
試しに連続予約注文を利用して↓条件でドル円の手動トラリピを仕掛けてみました。
- 上限120円〜下限118.6まで20銭間隔で200通貨づつ 仕掛け計8本(指値買い)
- 利食い幅は75Pips(75銭)= 毎決済150円の利益
- 損切りは117.9円
時期的なものもあり、個人的に下方向(ドル安・円高)に警戒しているので、何もしないよりはマシ程度のかなり控えめ設定
表計算ソフトによるリスク管理計算結果
この注文設定で最悪時(一直線に現在のレート約120.1円→117.9円まで下落した場合)の損失額合計は-2,240円
強制ロスカットされずにこの注文を遂行させる為に最低限必要な目安資金は約9,900円であることが判明
マネパNano口座には現時点で約3.4万の証拠金があるので、上記注文設定は全く問題ありません。
というのがクイック発注ボードによる連続予約注文を行ってみた感想です。
参考→ 超かんたん!連続予約注文による手動トラリピ 注文手順<動画>
これで、現在のレンジを上下に抜けるまで何も手を加える必要はないのでしょう。
その他・連続予約注文に関するよくある質問&回答
マネーパートナーズにのHPに連続予約注文関する「よくある問い合わせ まとめ」のページがありましたので転載します
連続予約FAQQ:同一の連続予約注文において複数の新規注文が一度に約定してしまったのはなぜですか?A:連続予約注文の2回目以降の注文画面で「連続条件」を「前注文の新規約定時」にしていませんか。前の注文が決済できたら次の注文を発注させるには「前注文の利食い約定時」を選択する必要があります。Q:外出先から連続予約注文の終了手続きはできないのでしょうか?A:スマートフォンサイトより終了手続きを行う事ができます。スマートフォンアプリHyperSpeed Touchの右下にあるメニューより「会員専用サイトへ」(nanoの場合は場合「クイック入金」)をタップ⇒会員専用サイト起動後「クイック発注ボード」をタップ。nanoの場合は「ホームへ戻る」をタップ後)⇒起動したクイック発注ボードでPCと同様に終了を行う事ができます。Q:手数料は無料ですか?A:手数料は無料です。Q:連続予約注文を速やかに停止して建玉を決済するにはどうしたよいですか?A:対象の建玉を指定し決済(ストリーミングまたは一括決済)する事で、対象建玉の決済とあわせて当該連続予約注文の停止を行う事ができます。Q:決済注文の利食いまたは損切りボタンの値幅(30pips・50pips)は変更する事はできますか?A:連続予約注文画面の右上にある設定(歯車マーク)より「連続予約設定」にて変更をする事が可能です。利食い、損切りそれぞれ2つまで登録しておく事ができます。Q:連続予約注文を終了したのですが取引余力が増えません。A:連続予約注文を終了しても有効中の注文は取消されません。取消する場合は強制終了後に注文照会より注文取消を行ってください。Q:証拠金が最低取引分しかありませんが発注は可能でしょうか?A:連続予約注文なら1回目の注文画面で指定した数量分の証拠金があれば発注が可能です。ただし連続条件を満たし次の注文の発注時または新規注文の注文レート到達時に証拠金が不足していると強制終了となります。Q:損切りせずに利食いのみ行い、利食い注文約定後、次の発注(連続)をする事はできますか?A:可能です。利食い注文成立後に次の注文を連続させるには「連続条件」を必ず「前注文の利食い約定時」にしてください。連続条件を「前注文の利食い約定時」とした場合、利食い注文は必須ですが損切り注文は必ずしもご指定いただく必要はございません。Q:注文は最低単位(PFX1万通貨、nano100通貨)しか発注できないのでしょうか?A:通常の注文と同様に最低単位以上での発注が可能です。Q:複数通貨ペアまたは同一通貨ペアで並列で複数の連続予約注文の発注は可能ですか?A:証拠金の範囲内でしたら複数通貨ペアや同一通貨ペアで複数の連続予約注文の発注が可能です。引用元 よくある問い合わせまとめ
さいごに
今回のマネパ 連続予約注文により、今後(トルコ・リラを除く)対円通貨においては「MT4で擬似トラリピ運用を行う必要性はなくなったかな」と思ってます。
これまで決済毎 150円程度の小額利益を狙う手動トラリピ注文は、その後繰り返し注文作業の事を考えると割に合わない印象でしたが、連続予約注文を利用すれば利益100円、いや極端な話50円を狙う設定でも苦にはならないでしょう。
常に顧客満足度向上に努めている印象のマネパですが、これからも更なる進化を期待したいです!
以上、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
質問等あれば気軽にコメントまたはコチラよりご連絡下さい(^^ゞ