- 2015-3-8
- MT4 トラリピ
- OANDA Japan, TRY/JPY, 損切り
- コメントを書く

先日 3/4(水)にOanda Japan でこれまで運用してきたトルコ・リラ円(TRY/JPY)のMT4擬似トラリピの全ポジションを損切り決済しました。
前々からリラ円については、引き際を模索していたところでしたが、テクニカル分析において日足&週足共に売りトレンドのサインが点灯したことが主な理由です。
結果から先に述べると、2014年8月〜これまでコツコツとスワップ+取引で収益を積み重ねてきた訳ですが、今回の損切りにより通算ではマイナスとなってしまいました。
リラ円 MT4トラリピ 通算収益結果
↑のように3/4 約47円時点で全保有ポジション(計8,000通貨)を損切り決済したことにより、– 32,294円の損失確定。
リラ円MT4トラリピにおけるトータル収益は– 9,074円となりました。(1,000円の利益確定 × 17回 + スワップ 6,191円)
↑リンク先 myfxbookにてこれまでの全取引履歴閲覧可能
損切りに至った理由
6月に選挙が控えている事もあって、政府からの中銀に対する利下げ圧力が非常に強いとファンダメンタルズ的にも問題があることはもちろんですが、メインはテクニカル分析。
↑ M2j(3/4 19;46時点)の日足&週足チャートですが、週足チャートで新たに売りトレンドシグナル点灯。(標準偏差ボラティリティ&ADX 共に上向き)
これに加えて、トルコの政治的背景&アメリカの利上げに対する警戒もあり、引くタイミングは予定より早まってしまいましたが全ポジションの損切りを決めました。
ちなみに、現在3/7時点ではさらに約1円下落し、日足&週足チャート両方で(=強い)下落のシグナル点灯中。
さらに米雇用統計結果が予想以上に良かったこともあって、アメリカの利上げ前倒し観測が強まっている点にも要注意ではないでしょうか。
ただ、米雇用統計発表後同じ新興国通貨であるランド円は大きく下落しているのに対し、リラ円は少ししか下げていません。また逆張り指標であるRSIはすでに30割れと、ここが底値となって反発する展開も考えられます。
今後どうなるかは「神のみぞ知る」ですが、個人的に中長期的には下落リスクの方が高いだろうと判断。
運用資金はOanda Japan FxTradeに移動&裁量(スイング)トレード
15万円の資金で運用を開始し、トータルで約9,000円のマイナスとなってしまった訳ですが、残り資金13万(内1万は11月に出金済)を同じくOANDA JapanのFxTrade口座(最小1通貨〜取引可能)へ資金移動し、1000通貨未満の少量でスイングトレード(裁量)を行うことにしました。
早速、豪ドルNZドル(AUD/NZD), ユーロNZ(EUR/NZD)の売り注文を行ったところ
予想以上のNZドル下落によって、AUD/NZDはストップロスがついてしまいました。
金利差という観点からも中期的には しばらくAUD<NZDの流れは続くだろうと予想しているので、再度指値で売り注文を仕掛けたいと思います。
FxTradeで本番トレードを行うのは今回が始めだった訳ですが、直感的な操作が可能で想像以上に使い勝手が良く驚いています!(例えるならWindowsとMacみたいな?)
さらにスマホアプリの操作感も素晴らしいの一言。
取引通貨ペア数も豊富で、さらに1通貨〜取引可能な点も◎
少し気になる点があるとすれば、Web トレードアプリへのログインに若干時間がかかる点と、チャート テクニカル指標の表示が他FX口座のものとやや異なる点でしょうか。
Oanda Japanのスマホアプリについては、後日レビュー記事を別に書く予定です。
→【初心者向け】OANDA JAPAN fxTradeで手動トラリピ注文を行う手順
Oanda Japan MT4の今後
正直今のところはまだ未定です。擬似トラリピ継続もいいんですが、スワップがマイナスとなる通貨ペアはやりたくないので通貨選択に悩みます。
やるとしたら通貨は分散したいので、豪ドルNZドル(AUD/NZD),ユーロポンド(EUR/GBP)の売りが今のところ候補にはなってますが、もう少し考えたいです。
個人的にはまだ今後も円安方向の継続を予想しているわけですが、アメリカの利上げが開始されてその後相場に落ち着きが見られるまでは、できるだけポジションを抑えてリスクは取らないように「警戒体制」で相場と向き合いたいと思っています。
今回の内容は以上です。
質問等あれば気軽に↓コメントまたはコチラよりご連絡下さい(^^ゞ