- 2015-1-21
- 未分類
- OANDA Japan
- コメントを書く

前回の記事 スイスショックによる経営破綻の危惧 でも書いたように、スイスショックの影響により私も運用口座として実際に利用していたアルパリジャパンがFXサービス終了となってしまいましたが、同じく外資系国内FX業者のOANDA Japanについてはどうなのか心配していましたが、メールにて今後の対応についてお知らせが届きました。
今回はそのお知らせ内容について紹介したいと思います。
【安堵】オアンダは財務状況の数値等も問題ナシ とのこと
件名:スイスフラン関連の状況および弊社対応内容について
平素よりご高配を請け賜わり、誠に有難うございます。
スイス中央銀行(国立銀行)が2011年9月以来設定していた
EUR/CHFにおける1.2000フランの上限ラインを廃止すると
突然発表した事により、スイスフランは対ユーロで一時約40%急騰し、
為替市場には大変な混乱が訪れました。このため、お客様方だけでなく、FX業者や市場参加者などが
多くの損失を被りました。しかしながら、OANDA JAPAN株式会社ならびにOANDAグループでは、
十分な資本金を確保しており、各国の規制も遵守し、
自己資本規制比率などの財務状況の数値も問題ございません。お取引、ご入金、ご出金等も通常通り、
滞りなく実施できますので、どうぞご安心ください。OANDAは「価格の透明性-Transparency」は会社の経営哲学上、
非常に重要な事だと考えております。今回の出来事は、弊社でも少なからず損失が発生しましたが、
OANDAグループ発足以来のポリシーである
「約定拒否なし、再クオートなし」は今回も同様に徹底し、
実施させていただきました。弊社でお取引いただいているお客様につきましては、
約定価格の事後の変更などはございません。今後もご信頼いただきお取引を実施頂ければ幸いです。
個人的にも現在最もお気に入りの国内FX業者である為、当ブログでもOANDA JAPANに関連する記事は過去に何度も取り上げており[もしOANDA JAPANまでサービス終了(破綻)となってしまったらどうしよう・・・。]と心配していましたが、このメールでの発表内容により一安心です。
今後も引き続き、トルコ・リラ/円(TRY/JPY)のMT4擬似トラリピ運用口座としてを利用していきたいと思います。
[世界各国 利下げラッシュ] トルコ利下げも直後はリラ高で反応
2015年に入り、早くもインド、スイス、デンマークなど緊急利下げが続いています。
昨日1/20も夜21時にトルコ中銀による政策金利0.5%の利下げ(8.25→7.75%)が行われました。
利下げということはスワップ金利も少なくなる為、単純に考えると通貨安(リラ売り)での反応が想定できそうなものですが、発表直後は逆に買われて通貨高で反応しました。(現在は発表前より下落、安値で推移しています)
先週の木曜(スイスショック同日)に同じく新興国であるインドも緊急利下げを行っていますが、こちらも通貨安ではなく通貨高での反応となっていました。
通貨高反応の要因は一般的には【利下げによる今後の経済成長期待】とのこと。
参考→ 利下げで新興国通貨買いのシナリオ
原油安によるインフレ抑制が今後も続くかどうかが重要でしょうが、市場では新興国の利下げ傾向は今後も続くとの見方が優勢のようです。
日本はすでにゼロ金利ですので、対円でのトルコ・リラや、南ア・ランドなど高金利通貨取引におけるスワップ金利は今後どちらかというと減少傾向となる可能性が高そうです。
以上、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
質問等あれば気軽に↓コメントまたはコチラよりご連絡下さい(^^ゞ