【初心者向け】恐怖の強制ロスカットなんて無縁!リスク管理計算手順<改定版>

【初心者向け】恐怖の強制ロスカットなんて無縁!リスク管理計算手順<改定版>

[オリジナル記事公開日]2014年4/18  [最終更新日時]2015.9/6 一部追記・修正

前記事「どうせみんな失敗をします!だから絶対レバレッジをかけ過ぎた注文はダメ」 では、過去に私がFX運用で犯してきた失敗の一部と、その原因などについて紹介しましたが、今回はタイトルの通り、恐怖の強制ロスカットの回避に必要なリスク管理計算について。

強制ロスカットとは?

運用資金として預けた証拠金以上の損失発生を防止することを目的とし、証拠金に対して含み損がある一定のラインを割れた際に強制決済されてしまうこと
参考ページ: 強制ロスカットについて(セントラル短資FX)

証拠金に対して、レバレッジをかけ過ぎた無理のある数量で取引を行うと、この強制ロスカットに合う確率が非常に高くなります。またそう頻繁に起こるものではないものの、予想もしないような相場の急変動が起こった場合など、ゼロカット制度のない国内FX口座においては証拠金以上の大幅なマイナスが発生し、多額の負債(借金)となるリスクがあります。

最近では2015年1月に起きたスイスフラン・ショックや、8.24 世界同時株安(円急騰相場)がその1例

スイスの例は1000年に1度と呼ばれるレベルの極端な例で、同じレートにストップロスを設定していても運用口座によって不利約定の差が相当あった模様

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必要証拠金とは?

FX超初心者の方はまず必要証拠金とは何か?ということについて正しく理解する必要があります。

必要証拠金 = 対象の通貨×数量を取引するにあたって最低限必要な担保金

必要証拠金の計算方法について (Forex.com)

実質レバレッジで考えるリスク管理

あくまで最低限必要な担保金として考えるのが正解で、強制ロスカットされることなく安全に運用を行う為にはできるだけ多くの必要証拠金資金が必要です。

FXをこれから始める、もしくは始めて間もない超初心者の方には最低限実質レバレッジ(証拠金維持率)ベースでリスク管理を行う」ことを強く推奨します!

各個人によって許容リスクレベルは異なる為『実質レバレッジが◯倍以下であれば安心』という明確な基準はないものの

実質レバレッジ3倍以下での運用であれば、比較的安全」という認識で基本的にはOKでしょう

現在の私は『全運用資金に対する想定損失額の割合%』をベースとしたリスク・資産管理を行っていますが、以前は単純に実質レバレッジに注目して取引を行ってました。(ある程度のリスクは許容して、実質レバレッジ5倍以下を基準に)

実質レバレッジ10倍〜15倍程度が適正と考えてFX取引を行っている人も少なくないようですが、10倍以上は明らかにリスク過剰で危険です。

※重要
特に南ア・ランドやトルコ・リラなどを代表とする新興国・マイナー通貨は、ドル円やユーロドルなどの主要国・メジャー通貨と比べて流動性が薄く、変動リスクが高い為、口座によって必要証拠金額が大きく異なる場合があります。(メジャー通貨であっても多少異なる為、各口座の取引条件は要確認)

実質レバレッジ計算の具体例

例えば、「運用資金10万円でドル円(123円)を実質レバレッジ3倍以下」という条件で取引したい場合の最大取引数量はいくらか?

最大取引数量 < 10万円 × 3倍 / 123円 = 2,439通貨

逆に2,500通貨以上の数量を取引した場合、本当に実質レバレッジは3倍を超えるのか?確認の為に確かめ算↓

2,500ドル= 123円 × 2,500 = 307,500円(実質レバレッジ1倍)

実質レバレッジ1倍で 307,500円なので、レバレッジ3倍以下に抑えたいのなら10万円では僅かに資金不足なのが分かりますね?

強制ロスカットを回避し無事取引を完了させる資金管理〜計算手順

ここでは実質レバレッジについては考えず、途中強制ロスカットされることなく設定したレートで「ストップロスによる損切り or 利益確定」までを遂行させる為に必要な資金計算手順について実例を交えて紹介

ケース① LION FX × トルコ・リラ円 ナンピン買いの長期保有スワップ戦略

私は現在ヒロセ LION FXでTRY/JPYの「過去最安値(約40円)は大きく割れない」に賭けた、やや投機的なリラ買いの逆張り運用を約資金7万円で行っています ←7月末時点で中止

ここでの注文内容とリスク管理計算は以下(7/5時点)

ヒロセ LION FX

今後相場の動き次第では、指値レートをもっと安値方向へシフトまたは途中で中止する可能性もあるものの、現状ではこんな感じ

「なぜ必要証拠金 3,000円?国内FXの証拠金レバレッジは25倍でしょ!?」と思われるかもしれませんが

LION FXでのTRY/JPYの必要証拠金は千通貨あたり3,000円(または4%証拠金のどちら大きい方

という取引ルールになっている為です(→LIONFX 証拠金一覧表

また仮に最安値を大きく更新し、37円以下まで下落した場合の『最悪想定損益は約-34,000円
可能性としては十分あり得るといえますが、FX運用資金全体の約1.5%程度の為、個人的には許容範囲内

ケース② マネパNano 連続予約注文によるセミオート手動トラリピ(ドル円)

手動トラリピにおけるデメリットを大幅に削減&100通貨単位〜注文可能と、マネパNano『連続予約注文』は手動トラリピ派にとって神業的サービス

参考→ 【手動トラリピの新ステージ!】マネパの連続予約注文がヤバい!

7/5現在『連続予約注文』を利用したドル円ロングのセミオート擬似トラリピ運用を行っています

ここでの注文内容とリスク管理計算は以下

注文内容とリスク管理計算  連続予約注文

123円〜121.6円まで10銭刻みで買い下がり、利確幅は1.5円&ストップロス121円 という注文設定

仮に121円を割れてしまった場合の損失額は約-5,110円
この注文設定で途中強制ロスカットされずに運用を行う為に最低限必要な資金(目安)は約25,200円以上ということが分かります。

2015年6月 FX月間運用成績 記事をご覧になった方は分かるように、マネパNanoには約11万強の証拠金を預けている状態なのでかなり余裕があります。

もう少し取引数量増やしてもいいのでは?と思われるかもしれませんが、他口座でもドル買いポジションは保有しており、ドル円はそれなりに堅いとは思っているものの、過度の偏りは危険なのでこの程度の数量に抑えています。

今後の為にも表計算ソフトでリスク管理シートを準備することをオススメします!
▶リスク管理シート サンプルはこちら

さいごに

今回はギャンブルとしてではなく、運用としてFXに取り組むのであれば最重要事項となるリスク管理 計算手順についての簡単な紹介でした。

実質レバレッジ(証拠金維持率)ベースよりも、総資金に対する想定損失額の割合をベースに資産管理を行った方が良いと思いますが、条件ごとに明確なルールを構築することは容易では無い為、FX初心者の方はとりあえず実質レバレッジを基準にリスク管理を行えば「強制ロスカットを喰らって大損」なんてことにはまずならないと思います。(強制ロスカットにならなければいいのか?というとそれもまた違いますが(^_^;))

ただ直近の相場ではギリシャ問題、上海株の暴落etc リスク回避の円高となりそうな懸念材料がある為、特にドル円以外の対円通貨においては大きく円高となる可能性も考えられる点には十分な注意が必要でしょう。(常にストップロスは必須です!)

以上、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
質問等あれば気軽にコメントまたはコチラよりご連絡下さい(^^ゞ

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FX月別運用成績

2016-1月 円 -¥9,790 / ㌦ +$61.45 
2016-2月 円 +¥7,355/ ㌦ -$68.11
2016-3月 円 -¥16,801/ ㌦ -$84.21
2016-4月 円 +¥2,646/ ㌦ -$261.84
2016-5月 円 -¥11,782/ ㌦ -$46.83
2016-6月 円 -¥9,587/ ㌦ +$60.71
2016-7月 円 -¥11,304/ ㌦ -$154.11
2016-8月 円 -¥12,123/ ㌦ -$70.54 

2014’ 円 +¥262,844/ ㌦ +$15,890.3
2015’ 円 +¥85,454/ ㌦ -$1,840.78


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